農村集落活性化支援事業とは

全国の中山間地域においては、人口減少や高齢化が進み、単独による農地や集落等の維持が難しくなってきています。

国では、平成２７年度の新規事業として、地域全体の存続を図るための将来像の策定や、集落間の連携等によってお互いの労働力不足を補完する取り組みなど、地域ぐるみで集落の維持・活性化を図る取り組みを支援する「農村集落活性化支援事業」を創設しました。事業期間は５年間で、毎年度補助金の交付を受けながら（毎年度補助金は減額）取り組みを実施します。

当事業の採択を受けた金谷北地区では、平成２７年度、アドバイザーの指導のもと座談会を４回開催し、地域のみなさんが徹底的な話し合いを行い、将来ビジョン（目指す将来像や具体的な取り組み）を作成しました。また、電気柵の設置による野生鳥獣対策や歴史散策ツアー等、出来るところから取り組みを実施しました。

今後は、今回作成した将来ビジョンをもとに、地域のみなさんが主体となって様々な取り組みを行い、地域の維持・活性化を図っていきます。